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17話 – 創始者の角笛(4)番外

  • 2015.12.16
  • 更新日:2018.10.08
  • RP日記

 

「ロード。こんなに朝早くからどうした」
「あんたこそ。こんな明け方まで焼け落ちた家の調査をしていたのか? それで、解決はしたのか」
「まあな、私が出来ることはしておいた。あとは町の連中のすることだ。で? お前は」
「これからソリチュードに行って来る。帝国軍への報告と、頼まれごとをしに」
「メル達には言ってあるのか?」
「ああ」
「ならばいい。長くかかりそうな用事なのか?」
「いや、せいぜい一日だろう。用が済んだらすぐにリバーウッドへ向かう」
「そうか。では…リバーウッドで私達が戻るまで待っていてくれないか。すれ違いになってはいけないからな」
「ん? どういうことだ」


「リバーウッドに到着次第、また別の目的地へ行くことになるかもしれん。角笛を持ち去った犯人がどんな人物なのか予測が出来た」
「そうなのか。どんな奴だ?」
「そんな大した事ではない。ドラゴンボーンを利用したい人間、いや勢力は何かを考えていた。サルモールやストームクロークが既にドラゴンボーンの存在を把握していたとしてもだ、利用する価値は未だ見出せていないだろう。わざわざ角笛を持ち去るような回りくどいことをする連中とも思えん。帝国軍ならば尚の事、ホワイトランの首長を介するなりして直接メルを呼び出すだろうしな。とすれば他に思いつくもの…分かるか?」
「いや…まったく」
「だろうな。私も半信半疑だが…。ドラゴンが復活する中、ドラゴンボーンの存在を信じその力を欲している…。ブレイズの残党だ、おそらくは」
「ブレイズは壊滅したと聞いたが…まだ生き残りがいたのか」
「確証はないけどな。そういうわけで、リバーウッドで待ち合わせとしよう」
「ああ。何かあれば宿屋に伝えておいてくれ」
「了解した。引き止めてすまなかったな」
「それじゃ…」

「ロード。最後にもう一つ」
「?」
「お前…メルと昔会った事は?」


「ないよ。…急におかしなことを聞くんだな」
「そうだな、すまん」
「もう行くぞ。じゃあな」
「うむ……」


 

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